ジャイプール出張






インドにダイアの仕事で出張しておりました。インドのピンクシティーにダイアの事務所があります。そちらにてダイアの買い付けをしておりました。
インドはテレビでは見ておりましたが、想像以上になかなかすごい場所でした。ほとんど車で案内してもらったのですが車窓からでもかなり刺激的でした。道路の真ん中で牛が寝てたり、普通に車が逆走してきたり。。。










民主主義が強すぎて政府が何もできないとインド人のダイア先生は申しておりました。警察も同様でバスの運転手を乗客オーバーで摑まえると次の日にはバスがストライキを起こしてしまい交通が麻痺してしまい、警察がじゃーもういいよっと釈放になるそうです。国民も問題も多すぎてコントロールができないそうです。

そんな街でもジャイプールの歴史的建造物は相当素晴らしく歴史のある国は素敵だな、と再認識いたしました。もう少し時間があれば街中もゆっくり見学したかったですがバタバタと見て歩いて終わりました。それでも建物の奥行きの深さはひしひしと伝わって来るほど素晴らしいものがありました。









すべてハンドペインティングの壁。果てし無いです。













とても美しい中庭の回廊。元々はマハラジャの邸宅だったランバーグパレス。素敵なホテルでした



















ゴージャスな洗面台。お風呂にバラの花びらが浮いてました。
色々過剰ですがそれもまた良いのかもと思わせられます。

自分の中に無い価値観ですが圧倒的な情報量でドンっと提案されると宗教じゃないですが
信仰したくなる物だな、と思います。












ホテル内に孔雀がたくさんいて、ところどころで綺麗な声で鳴きながら羽を大きく広げ、
すぐそばを小さな可愛いリスが木を登ったり、芝生の中で遊んだりして走り回っていました。

敷地が広大なので外の喧騒と遮断され、こんな景色を眺めていると現実に戻れなくなりそ~。
とか一瞬思いました。

















チャンドバオリ。入り口の素朴さと中の荘厳さのギャップが印象的でした。

こんな歴史的にも凄い建造物が本当に無造作に何の価値も無いかのように素朴な入り口をくぐると存在します。

全部の建物が歴史的すぎてそれが普通でインド人にとっては何の価値も無いようです。

なんか人が来るからお金もらっとくか、みたいな感じの運営方法です。

あんまり人もいないですし。こんなに凄いのに人気ないのかな。














古い貴重な遺跡も無造作に展示?放置?です。


今年たくさん海外に行かせていただきましたが、ここ最近で本当に一番です。
かなりの衝撃でした。当たり前なのですがこんな国他には無いと思います。













巨大ウォーターメロントルマリン原石スライス
















幾何学模様の内装とピンクの土壁。ジャイプールの街の建物はこの色で綺麗です。
インドの衝撃です。ここまでディープだとは思いませんでした。未曾有の国です。





近い将来、この国の人口が世界一になります。ここで生活できればどこでも生きていけそうです。
インド人のタフさはここからか~、と妙に納得の旅になりました。



また、行きたいです。